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相見積もりの取り方で失敗したケース

更新日:2022年5月13日

新規の開発会社を探しているときに発生するケースです。一括見積サイトなどを使う場合、顕著に発生するため一括見積サイトを利用する場合は基本設計までは出来上がった状態で案件依頼を出すことをお勧め委します。



【失敗例】なんで概算見積もりがこんなに違うの?


新規で発注先を見つけるときに概算見積もりを取り寄せたときによくあることです。

例えば既存の出張管理システムの改修をお願いしようとネットで見つけたシステム開発会社に概算見積もりを依頼したとしましょう。


1週間ほど経過したころ相見積もりが出そろいました。詳細はこんな感じでした。


【A社】概算見積もり:120万円┃開発期間:1か月半


【B社】概算見積もり:375万円┃開発期間:6か月


【C社】概算見積もり:840万円┃開発期間:4か月



ちょっと頭を抱えてしまいますね。


概算見積もりであるにしてもあまりにも価格と開発期間がバラバラで参考にならん!といった具合です。


これでは社内会議で不穏な空気が流れてしまいます。


上司からも、


「えっと、これだとどこが良いとか全然わからないねぇ。どうしたのかな?」


と、やんわりと言われてしまいます。


これは開発会社がぼったくりということではなく、概算見積もりをお願いする流れに問題があるケースがほとんどです。



【失敗の理由】未改善方法定箇所が多すぎて概算見積もりに各社のスタンスが入ってしまう


これまでに付き合いのない会社に相見積もりをお願いする際は要件定義書、基本設計書に限らず可能な限り機能要件がしっかりと分かるようなドキュメントを出すようにしましょう。


以下の情報などを提出していないと開発会社としては戸惑ってしまいます。


・インフラはどうなっているのか?

・保守は依頼するのか?

・機能要件はまとまっているか?

・どの工程をお願いするのか?


開発会社が詳細設計書を作成できるほどの情報とは言いませんがそれに近いくらいの情報を提出しなければ本当の意味での相見積もりにはなりません。



下流工程を専門に行っているシステム会社と上流からカッチリ入り込んで一気通貫を得意としているシステム開発会社とでは案件に関するスタンスが全く違います。


インフラとセットの開発を得意としているところであれば改修を機にオールインで自社受注になることを想定して見積もりを出しているかもしれません。


構築とテストを中心に開発しているシステム開発会社の場合、詳細がしっかりと分かっているほうが発注側の期待に沿った見積もりが出るケースが多かったように思えます。


オフショアに依頼する場合はラボ型か請負なのかをしっかりと確認する必要があります。


外部設計はできるだけ細かく作る


まず大切なのは要件定義がしっかりと固まっているか、です。

要件定義とは構築するシステムの機能やワークフローがしっかりと体言化できているかということです。


上流工程から開発会社に依頼をするとしても要件定義はしっかりと作り込む必要があります。

1000万円をこえるような案件であれば複数人の人材が要件をしっかりと洗い出していますからカチっとしていることでしょう。


しかしそれほど開発規模が大きくない場合はどうでしょうか?


経験上、2か月以内ほどで完成する構築については意外に要件定義がまとまっていないことが多いように感じます。


新規の会社を探す際、最初から大きな案件をお願いすることはまずありません。

まず小さな案件をお願いしてみて費用や開発スタンスを把握することからスタートすると思います。


よくあるのが、


要件を煮詰め切らないまま開発会社を探し始めることです。


煮詰め切れていない簡単な要件だけで概算見積もりを取っていませんか?


これだと発注側と受注側ですれ違いが発生してしまい相見積もりの精度が下がってしまいます。


ちなみに弊社では


仕様決めというのはやり始めてみると意外にやることが多くて大変な作業ではあります。


やっていると、


「まー、このくらいまでできたので一度、依頼出してみようかな」


となってしまうことも多々あります。


ただそういう時の概算見積もり程、見積金額にバラツキが出てしまってあんまり参考にならないことが多かった記憶があります。


特にAPI連携などがある場合は最初からどこのサービスを使用するかなどわかっているのであれば書き込むほうが見積もりの精度が上がります。


また、EC-CUBEなど汎用のシステムを使う時などは有料のプラグインを使うことがわかっていれば最初から記載することが必要です。


何も書かずに機能要件だけ書く場合、プラグインを使わずに構築する見積もりとプラグインを想定した見積もりでかなり金額が変わってしまいます。


弊社で最近多くなっている1人月以下くらいの開発では特に仕様決めについてしっかりとヒアリングすることで必要以上の開発資金にならないようにしています。


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